アダルトチルドレン卒業(を目指す)日記

親が毒親なことをなんとなく察していた22歳大学生(アダルトチルドレンと近頃気づいた)が幼少期からの記憶を整理していく日記。

毒親

#7 幼少期7

ある日曜日の朝。 目が覚めて、眠い目をこすりながら真っ暗なリビングに行く。 明かりをつけて、水道水を飲もうとした。 そのときにふとダイニングテーブルを見ると一枚の紙きれがあった。 紙には「さよなら」の4文字だけが書かれていた。 母がいなくなった…

#6 幼少期6

虐待のイメージでよくあるのは暴力なのではないだろうか。 私の家では、私は親から暴力を振るわれることは少なかった。 代わりに、姉からの暴力を受けていた。 連鎖する暴力の話 小さなころの姉との思い出は、楽しかったものとつらかったものがある。 楽しか…

#5 幼少期5

むなしさの募るとある日、私は母にねだった。 どうしてもお弁当が作ってほしいと、頼み込んだのだ。 トマトの話 幼稚園給食の契約もしていないがお弁当を作ってもらえない結果、 見かねた先生に給食を恵んでいてもらっていたが、 劣等感とむなしさが募った5…

#4 幼少期4

父が出張だったとある日のこと。 私と姉は母に連れられ、飛行機に乗った。 旅行だと思ったら母の浮気につきそっていた話 たどり着いたのは北海道だった。 ひげが生えた知らない人と母は落ち合った。 タバコくさい車でいろんなところに連れていってもらった。…

#3 幼少期3

父がやばい奴であったことはお察しだが、母もたいがいやばい奴であった。 #1で書いたが、母はネグレクト(育児放棄)をする人だった。私に対しては暴力をふるうことはなかったと記憶しているが、ネグレクトがマジでヤバイ。 幼稚園で待ち続ける話 私は保育所で…

#2 幼少期2

#0でも書いたが、私の親は教育ごとにお金を出してくれる。 そのおかげで私と姉は幼少期から英会話教室に通っていた。 特急で数駅電車に乗り、駅を降りてからさらに10分ほど歩いたところにその英会話教室はあった。 なので、小学生と幼児だけで通えるわけもな…

#1 幼少期1

私の幼少期(=小学校に入る前)は母親がいたころと、いなくなってからに分けられる。 時系列順にまずは母親がいたころから思い出していこう。 姉とカップラーメンをすする話 当時の私は4人家族だった。一般的な、父と母と4歳上の姉と私の4人家族であった。 最…

#0

親のことは毒親だと思っていたがつい最近自分がアダルトチルドレンに当てはまると気づき、自分の人生を取り戻すために書き始めたものです。 もう22歳になってしまい多くのものを取りこぼしてきたけれど、もう失っていきたくないので、まずは自分の記憶に残っ…